厳寒の早朝、熱気球で冬の大地を取材しました。上士幌高校熱気球部の皆さんが、手際よくフライトの準備をしてくれました。
いよいよです。
ロープが外されると一気に上昇しました。
静寂の上空300mから眺める十勝平野の夜明けです。
頭上で吹き上げるバーナーの操作で気流をとらえて移動します。
熱気球部がある高校は全国で2校だそうです。
こちらは、数年前の夏に同じく熱気球から撮影した十勝平野です。
このときは、広がる雲海の奥に東大雪の山並みが見えました。
その雲海に気球の影が!
「ブロッケン現象」と呼ばれています。
太陽の光が気球の背後から差し込み、雲海に影が投影されているのです。
よく見ると、虹色の鮮やかな紅環が発生していました。
この影の気球としばらく並走しました。
熱気球部の皆さん、素敵な体験をありがとうございました!